射出成形用部品
- 全電動式プラスチック射出成形機は、小型機を中心に急速に普及しています。 全電動式射出成形機は、その機能が格段にレベルアップしたことが、普及の原動力になっているものと思われます。 全電動式射出成形機の特徴は、以下のような点が挙げられます。タグ:
- 熱可塑性プラスチックの射出成形加工では、成形収縮現象を利用して所望の寸法の成形品を得ることができます。成形収縮とは、金型のキャビティ内部に充填された溶融樹脂が、冷却されて固化する際に、体積が収縮する現象のことです。 この収縮する度合いを「成形収縮率」と呼んでいますが、成形収縮率を科学的かつ経験的に正確に知っていれば、金型のキャビティの寸法を収縮する分だけ一回り大きく製作しておくことにより、ねらい通りの寸法の成形品を成形加工することができます。 成形収縮率の値は、一般的には2/1000〜20/1000程度(0.2〜2%程度)の数値の範囲となります。 成形収縮率をα(アルファ)という記号で表現しますと、下記の【式1】で定義されます。