ストリッパガイド
- ストリッパガイドのプレート加工誤差や接着隙間の影響 金型製作時、パンチプレートとストリッパプレート及びダイプレートの加工誤差・ガイドブシュの接着隙間などが影響し、パンチを挿入する際に芯ずれが生じる場合があります。このような状態でパンチを挿入すると、芯ずれによりパンチは変形し、折損や異常摩耗の原因となります。 それらの原因を解決する為には、以下のような方法が考えられます。 対策方法 I パンチガイドブシュの穴を拡大する パンチガイドの穴を拡大すると、ストリッパプレートは被加工材のストリッピング機能のみとなります。パンチガイドとしての役割がなくなりますので、クリアランスの小さい薄板の打抜きや高精度金型には適しません。 II パンチガイドを入れ子状にして調整する 調整が容易になりますが、高コストになります。 III ダイ側を調整する ブロックダイにライナーやシム等を用いて芯ずれを防止します。