再度、高精度組付けが熟練を要さずに出来る設計図面の作成の流れを整理しました。
事例解説
上のa〜dの流れに沿って解説します。
(a)精度を要する装置部位の抽出
ここではX-Yテーブルです。
(b)組付け作業を構想(【図1】参照)
(c)組立図から関係する部品抽出
上記b)の赤い太字の3部品となります。(【図1】参照)
*ベース
*Y軸ベース固定板
*Y軸ベース
(d)各部品の組付け作業基準を一致させながら精度実現の寸法を記入
【図1】に示しています。この基準面から、組付け用基準ピン穴の加工位置を指示します。